未来の撮影手法について その1

最近チラホラと目にしやすくなってきたLEDスクリーンを使った撮影手法。
今はまだ色々な面で使用するには壁がありそうだが近い未来,5〜6年後には普通に選択肢の一つにまでなると思う。

今の壁はコスト、背景とのリアルな合致性、カメラの動きの制限、などは挙げられると思う。

コストはもちろん利用が広がれば他のそれらと同じように下がってこなれてくるだろう。

背景とのリアルな合致性は背景とカメラの同期の精度、照明の同期の精度、グラフィック自体の精度などの技術の進歩で年々それが合成だとはわからなくなると思う。

ではカメラの動きの制限はどうだろう。今のところ一番のネックではないかと思う。

カメラの色味やIrisの制御は今も動機が取れていると聞いているし、動きも横移動であれば同期ができているとも聞いている。縦移動もできるのかな<少しは。

しかし、実際の外ロケと同じような機動性は未だ疑問だ。これを解消するにはいくつかの問題をクリアにする必要があるだろう。

一つは、正確なカメラ位置の把握。
一つは、クレーンのXYZ軸の同期。

が挙げられるだろう。これを解決するには工学的アプローチと機械学習的アプローチが必要だと考える。

ということで今、開発室ではカメラ位置を瞬時に把握し数値に置き換えるシステムを開発中。同時に同期を取るためのAIも開発中だ。

システムができれば新たな撮影手法が確率でき、今潜んでいる問題のクリアにできるはずだ。それが楽しみである。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です