今でこそ色々とラインナップが出てきた家庭用ロボットの類。ネットワークカメラたち。
当時はまだまだ先の技術だと思われていた。しかし、よく考えると当時の技術でも色々なものを応用すればできるんじゃないか?と考え出してプロトタイプを作ってみた。
それがこの2台。一台はロボットというよりは今でいうネットワークカメラ機能を主体とした小型ロボット。ペットの見守りや子供の見守りの目的で開発した。これは基本動かない。親しみやすくするためにロボットの形を模した携帯電話網を利用したネットワークカメラだった。
もう一台はそれよりも進化させた、完全二足歩行のロボットを携帯電話を利用することで制御するロボット。友達ロボット、または介護ロボットとして開発したものだった。
両方とも某メーカーにて契約したが商品化まで漕ぎ着けなかったのは残念だが、今は代わりに色々と出てきているのでそれはそれで楽しい。自分が欲しかったから開発したのが原点だから結果オーライだ。
次は今で言うタッチパネルやタッチペンみたいなものを考えて開発していた、という話を書こうと思う。
ー続く