20年前に見た未来 その1「一億総ディレクター時代」

これらが具現化すればどんなにやりたいことが現実化するだろうと思って突っ走っていたあの頃、それらが今は本当に実現している。なんて素晴らしいことだろう。その当時、ではどんなことを考えていたのか、具現化させようとしていたのか、それを少し思い出してみようと思った。

一つ目。

今はYouTubeや他の動画サイトとして現実化しているが当時は何一つなかった。なかったから作ろうと思った、当時のNTTドコモと組んで。

それがこのブロードバンドダッシュ放送局構想。

当時付けたキャッチフレーズは「一億総ディレクター時代の到来」だった。まだ、インフラがISDNからやっとADSLに変わり始めた頃、ストレスない動画の配信など夢のまた夢だった。

それでもこのシステムであればなんとか具現化できると進めていた、総務省まで巻き込んで。しかし具現化はできなかった。あれから20年。様々な選択肢すらあるほどの動画サイトができ、一億総ディレクター時代は叶った。これは楽しい。

他にも、今は当たり前の、ネットワークカメラやロボット、VR空間やホームセキュリティシステム、スマートホン、クラウドコンピューティング、果てはそれらに必要なUSB電源まで考えて提案していた。それはおいおいまた書こうと思う。

ー続く

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